腰痛の原因は筋肉の疲れ？骨盤と筋肉の関係について

腰痛は、様々な理由で起こりますが、筋肉の疲れが影響していることが多いです。大田区にある慈薫堂 Ace東洋治療室が、骨盤と筋肉の関係性や、腹筋の鍛え方をご紹介いたします。腰痛の解消を目指したい方は、ぜひご覧ください。

腰痛は、骨の異常によって起こることもありますが、筋肉に問題があるケースも多々あります。脊柱は、筋肉や靭帯によって支えられています。そのため、筋肉が疲れると、脊柱をしっかり支えられず、腰痛につながってしまうのです。

長時間、同じ姿勢を継続していると、筋肉が緊張して、血流が滞りやすくなります。この状態が長ければ長いほど筋肉への負担も大きくなり、腰痛を起こします。腰痛を起こさないためには、筋肉の疲れを蓄積しないことが大切です。

骨盤には多くの筋肉が付着し、複雑な動きで私達の体を支えています。その筋肉が固くなったり、動きが悪くなったりすると、骨盤にズレが生じることで脊椎が歪み、腰痛を招きやすくなるのです。腰痛だけではなく、歩きにくくなったり、太りやすくなったりすることもあります。骨盤を支え、下半身の動きをスムーズにしているのは、骨ではなく、あくまで筋肉の働きによるものです。

腰痛にならないためには、腹筋を鍛えることが大切です。「腹筋を鍛えるため、とりあえず寝転んで上半身を起こす運動で鍛えよう！」と思われる方もいらっしゃると思いますが、筋力が衰えている状態で、いきなり腹筋運動を行うと、腰痛を悪化させる可能性があります。

腰痛対策には、腸腰筋、いわゆるインナーマッスルを鍛えると良いです。腸腰筋を簡単に鍛えるには、スタンディングニーレイズがおすすめです。立った状態でももを高く上げ、3秒キープし、元の状態にゆっくりと降ろします。

この動きを、1セット10回を目安に左右繰り返します。自宅で簡単に行えますので、ぜひお試しください。